税理士をサポート役として使う際に、知っておくと、よりスムーズかつ効率的に節税対策を行えるポイントがいくつかありますので、ご紹介しておきましょう。
まず、大原則として、相続税の申告に関して必要となる情報に関しては、他人にはあまり知られたくないと思っていること、話しづらいことも含めて、「本当のこと」をすべて税理士に伝えるようにしてください。
ことにスポット(単発)で依頼するような場合には、税理士は、ふだんから付き合いのある顧問先の相談を受けるような場合とは違い、依頼人の状況について全く何も把握していません。
相続税対策を万全な形で行うには、依頼人の資産状況から家族構成、被相続人と相続人の関係など様々な事情を十分に理解しておく必要があります。
どれだけの財産があるのか、依頼人にどのような事情があるのかによって、選択できる対策手段は大きく異なってくるからです。
次のページ : 包み隠さず話しておけば税務調査への対応もスムーズに行える
前のページ : 複数の節税手法を安易に組み合わせると矛盾が生じることがある
地主のための相続対策 もくじ
土田会計事務所の資産防衛サポート