税理士 土田士朗
税理士 土田士朗
 まず、「1.財産の分割の視点」は、相続人にバランス良く、トラブルをもたらさないように財産を分けることに主眼を置く必要があります。

 そのための具体的な方法としては、

 ①贈与
 ②遺言書
 ③遺留分の放棄
 ④養子縁組
 ⑤家族信託
 ⑥兄弟同士の共有分割を避ける

 があげられます。

 このうち、贈与については「2.節税の視点」でも関係してくるので、詳しい解説はそちらに譲り、ここでは②から⑥の詳細についてみていきましょう。

次のページ : 亡くなった後のことを法的に残すなら「遺言書」
前のページ : 資産防衛は4つの視点から取り組む
地主のための相続対策 もくじ
土田会計事務所の資産防衛サポート