父である土田惇士が、昭和50年9月に出版した、自身としては2冊目の「減らすな財産 意表をつく節税法 資産防衛(廣済堂)」を書棚に背負いながら、いつかは税理士として長く携わっている相続に関する本の執筆をしたいと考えていました。また、年齢的にも40代最後の年となり、少し早いのかも知れませんが、出版により自分の存在意義を自分なりに確認したいとも思いました。
拙著は、都市近郊の地主様の相続対策にフォーカスさせていただき、相続に悩む地主様が、相続が発生する前にどのような対策をとれば良いのかを、今までの経験に基づいて分かり易く書いたつもりでございます。
出版社の意向により、面白おかしく誇張して書いた部分もあり、まだまだ私自身不本意なところもございますが、ご興味がありましたら、是非お読み下さい。
地主のための相続対策 もくじ
はじめに
Chapter 1 所有する土地が広い分だけ相続トラブルは増える
安易に納税猶予にすると利子税の負担がのちのち重くのしかかってくる
Chapter 2 財産の把握不足が相続トラブルの元凶
Chapter 3 財産を目減りさせない相続対策
弁護士にトラブルの解決を依頼する前に考えておきたいことがある
「税務申告・調査の視点」では、税務調査への対応が重要ポイント
書面添付制度は税務署の疑念を晴らす意味で大いにメリットがある